災害対策本部の仕事

さまざまなインシデントや危機に対応するための方法を書いていきます。

トルコでテロ(13人死亡)、シリアでは7歳の女の子に爆弾を持たせてテロ、国内対テロ訓練のニュース

トルコで13人の方が亡くなるテロが発生しました。

政府に対立するクルド人武装組織による犯行と見られています。

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(AZƏRBAYCAN サイトより引用)

国内の報道です。軍人らが乗り合わせたバスを狙って、車爆弾を爆発させた

ようです。先日は警察組織を狙ったテロで44人が亡くなっています。

www.asahi.com

ちなみに外務省では、現在、トルコのシリア国境付近をレベル4(退避勧告)、

また隣接地域をレベル3(渡航中止勧告)にしています。

www.anzen.mofa.go.jp

 

シリアではテロに7歳の女の子が利用されました。

個人的には、政治活動に子供を使う人々に嫌悪を覚えるのですが、

このレベルの犯罪になると、腹立ちのあまり言葉が見つからなくなります。

(本当のところ腹の底では神様が顔をしかめる呪いの言葉を吐いています)

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FILE PHOTO © Omar Sanadiki / Reuters

www.sankei.com

私がテロのニュースをご紹介しているのは、予備知識を増やしておくためです。

日本ではまだこのような状況は見られませんが、いつか無差別なテロが始まった

ときには、予備知識から派生した気づきと想像力が被害を防ぎます。

 

 

JR西日本では、列車に仕掛けられた爆弾を撤去する対テロ訓練が実施されました。

www.sankei.com

トルコのテロのケースは、反政府組織という政治的な背景があるため、警察や軍

などのハード・ターゲットが狙われています。

国内で起きる場合は、イベントや渋谷の雑踏など、ソフトターゲットが狙われる

可能性が高いでしょう。

 

オリンピックに備えて、訓練などで意識・経験を積んでおく必要があります。