ベルリンのトラックテロ、シェンゲン協定下での国境セキュリティに課題
(画像:ニューズウィーク日本版よりリンク)
ベルリンのトラックテロを起こした容疑者がイタリアで射殺されました。
ヨーロッパ各国では、支援ネットワークの存在について捜査が始まっています。
ヨーロッパではシェンゲン協定に加盟している国の国境は「自由往来」となっており、テロリストもフリーパスに近い状態です。これがテロリストに利用されています。
パリのテロの際にも、この自由往来がテロリストに利用されたことがウィキペディアの記述にあります。最低限のセキュリティを保つ仕組みはやはり必要でしょう。以下ウィキペディアより引用。
ベルギー出身であり幾度のシリア渡航歴を有するアブデルハミド・アバウドはパリ同時多発テロ事件の主犯格とされる。アバウドの写真がニュースで報道されていても国境審査の機能不全のためにアバウドを認知できなかったことをアバウド自身が語っている。アバウドがISILのために戦っている画像がベルギーのメディアに掲載された後、アバウドは国境審査官から止まるように言われた。だがその審査官は画像とアバウドとの類似性を認識できずアバウドの通行を許可したのである。
シェンゲン協定の詳細についてはこちらをどうぞ。
[http://ウィキペディア :: シェンゲン協定]