まるで出来損ないのスパイ小説、トランプ氏を当選させたのはプーチン大統領?
画像:G20サミットで顔合わせしたアメリカのオバマ大統領とロシアのプーチン大統領、ハフィントンポストサイトより画像リンク
世界最強の軍隊を持つ国の最高権力者ふたりが、文字通りめっちゃ睨み合ってますね。
どうやらこんなことが進行中です。
それにしても、仮にサイバー攻撃されたとしても、その証拠を突きつけて報復措置(在米外交官35人を追放)を行うなんて普通はなかなかやらないことだと思います。
「こちらが知っていることを相手に知られない」こともインテリジェスの常套手段だからです。相手国のトップを名指しで非難して報復するなんて、スパイ小説のプロットで書いたら「あり得ない!」と笑われそうな話です。
そのあり得ないことをオバマさんがやっちゃいました。
案の定、展開はオバマさんにとって望ましくない方向に動いています。プーチン大統領はオバマ大統領の報復措置への報復を行わないことを明言しました。これではオバマさんの一人相撲です。
しかもトランプ次期大統領が現政権の批判し、ロシア大統領を褒めるという、あり得ないつぶやきをしました。ほんとにこの人が大統領になっていいのか?
こうなると、ロシアがサイバー攻撃でトランプ氏を当選させたという、与太話にしか聞こえない話が妙に本当らしく聞こえてきます。
プーチン大統領がKGB出身の筋金入りのスパイだったことは世界中が知るところですが、もしこの話が本当なら、アメリカの諜報機関は歴史上最大の敗北を喫したことになります。
次にご紹介する記事は、世界情勢を睨むなら必読です。
トランプをはじめ次期政権中枢を親ロシア派が占めています。これは果たして偶然でしょうか。西洋に対するプーチンのインフォーメーション・ウォーフェアはすでに始まっています。プーチンは戦時大統領です。ハッカー戦争やサイバー戦争だけでなく、トランプやその側近、米国民も取り込む心理戦争をプーチンは仕掛けています。欧州も例外ではありません。
今回の外交官追放劇も、まるでプーチン大統領の手のうえで行われたかのような印象すらいだきます。個人的には歴史のこんな瞬間に出会えたことがめちゃくちゃ面白くて、次に何が起こるのか、手に汗を握ってわくわくしております。