明けましておめでとうございます。自分には関係がない…とは思えない人々が世界にいて私はどうにも酔っていられなくなりました
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
元旦の朝は、実家でお酒などをいただきリラックスしております。
日差しも暖かく、親族の子供たちも幸せな笑顔であふれています。
どこを向いても新年らしい光景で、人々は喜びに満ちています。
私はというと、笑顔に囲まれて自分もリラックスしているのに、一抹の「後ろめたさ」を感じています。
2016年の日本は災害、事件、事故の多い年だった印象があります。世界に視野を広げてもやはり激動の年でした。
今日ぐらいのんびりしていればいいのにと自分でも思います。
でも「後ろめたさ」が私の背中をヒリヒリさせるので、けっきょく暗い部屋にこもってパソコンのスクリーンとににらめっこしています。
「後ろめたさ」の正体はわかっています。
私がここで幸せな時間を過ごしているのに、世界では自然災害、火災、テロなどで家族・友人・住む家・故郷を失って、明日の希望も見いだせずに悲嘆に暮れている人々がいることを、私は知っています。
こんな仕事をしていると、どうしてもそれらの人々が自分には関係ないとは思えず、かと言って彼らに対して私ができることは何もないことは明白で、どうにも気持ちの収まりがつきません。
できることはただひとつ。危機管理の仕事を通じて、悲嘆にくれる人々をひとりでも作らないこと、減らすこと。
このブログを通じて、世界が少しでも変わることを期待して、今日も明日も更新します。