インフルエンザ(H7N9)の限定的なヒト-ヒト感染が発生、WHO事務局長のコメント
中国でのH7N9感染拡大について、ロイターが報じたWHO事務局長マーガレット・チャン氏のコメントを掲載しておきます。
China has had a "sudden and steep increase" in human cases of H7N9 since December and the WHO has not been able to rule out limited human-to-human spread in two clusters of cases although no sustained spread has been detected thus far, she said.
これも 翻訳しました。
チャン氏いわく「中国で、12月からH7N9感染例が突然かつ急に増加しています。そしてWHOは2つのケースで限定的なヒト-ヒト感染の可能性を除外できませんでした。しかしながら継続的な感染拡大は起こっていません」
H7N9は、前回のパンデミックを起こしたH1N1ほど感染しやすくないが、H5N1よりは感染しやすいとのコメントもありました。
企業・団体のアクションとしては、しばらくは情報収集を継続しつつ静観、また中国在住者・渡航者への注意喚起を行う程度のアクションで十分かと思います。
併せて、感染拡大時のパンデミック対応手順を確認しておくと良いでしょう。