災害対策本部の仕事

さまざまなインシデントや危機に対応するための方法を書いていきます。

熊本地震・張り紙に隠れた課題、熊本県・防災ハンドブックを全世帯配布、企業のBCP公開に関する調査、「挟まれ」疑似体験、正男暗殺の引き金、等

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(画像:西日本新聞様より、熊本県・防災ハンドブックの一部画像をリンク)

熊本地震・張り紙に隠れた課題

避難所の張り紙=避難生活にまつわるさまざまな注意喚起の情報、だと思うのですが、時間の経過につれて内容が変わっていくこと、その内容を読み取ることで避難所の課題がわかるという研究です。

 

 大規模な避難所ほど、病気や健康維持など「福祉系」の張り紙が増加。時間の経過に伴い、伝える内容や情報量は変化する傾向にあったが、トイレやごみなど「衛生系」の情報量は変化せず、常に懸案だったことがうかがえた。

「規模が大きな避難所は看護師や保健師が小まめに巡回することで、避難所の細かなニーズをつかみとることができ、張り紙につながった」

やはりこまめなケアが役立つようです。仮に企業内で避難所を運営することになった場合、この知見は役に立ちそうです。

www.nishinippon.co.jp

 

 

熊本県・防災ハンドブックを全世帯配布

最新かつ貴重な知見が詰まっているガイドブックです。ぜひダウンロードして、今後の防災に役立てていきましょう。

www.nishinippon.co.jp

こちらからダウンロードできます。

「みんなで防災!ガイドブック」作成のお知らせ / 熊本県

 

 

企業のBCP公開に関する調査

企業のBCP/BCMの取り組みは着実に進捗していると感じていますが、その内容を積極的に「公表」しているケースは、あまり多くないように感じています。

公表されているケースのほとんどは、有価証券報告書が中心ではないでしょうか。インターリスク総研様が、その「公開」にまつわる事情を調査しています。

www.irric.co.jp

 

 

「挟まれ」疑似体験

 たいへんユニークな体験施設の情報です。

techon.nikkeibp.co.jp

 

 

正男暗殺の引き金 

たいへん衝撃的な内容です。米国は、やはり北朝鮮の政治体制の転覆を検討していることが伺えます。

「ワシントンとしては、近未来の北朝鮮を、アメリカ、中国、ロシアの3ヵ国による信託統治にしようと考えている。


 このままでは近い将来、必ずや金正恩が暴発するだろう。そのため金正恩が暴発する前に、こちらから行動に出なければならないのだ」

 しかも記事では、政権転覆後の青写真ができていた可能性について言及しています。その事実そのものが、金正男氏の暗殺に繋がった可能性があります。

zasshi.news.yahoo.co.jp