「北朝鮮は2年で核弾頭搭載可能なミサイルを獲得」、米国防長官が核抑止力提供確約、日米共同開発の新型迎撃ミサイル試験成功、新ミサイルの性能が持つ2つの意味
(画像:BLOGSよりリンク)
「北朝鮮は2年で核弾頭搭載可能なミサイルを獲得」
北朝鮮が核弾頭を持つまでの猶予がどれだけあるか?については専門家の間でも意見が分かれています。おおよそ2年〜5年という予測です。
どちらにしても、民主国家ではないうえに、他の国が認める国際協調の仕組みを持たない独裁国家が、このような武器を持つことは脅威です。
米国防長官が核抑止力提供確約
賛否があるのは知っていますが、核に対する抑止力は核しかないことは、冷徹な国際政治における事実です。
マティス国防長官の発言は、中国と北朝鮮に対する強烈なメッセージです。
マティス氏は中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島について、米国の対日防衛義務を定める日米安保条約第5条の適用対象だと明言した。北朝鮮の核・ミサイル開発を念頭に、「核の傘」提供を含む米国の「拡大抑止」も確約した。
日米共同開発の新型迎撃ミサイル試験成功
日米同盟に賛否があることも知っていますが、国防長官の単なる言葉だけでは何の役に立ちません。このように協力な盾があってこそ、メッセージもよりいっそう明確になります。
防衛省によりますと、日本時間の4日、ハワイ沖の海上でアメリカ軍のイージス艦から発射し、弾道ミサイルと仮定した標的を迎撃したということです。
「SM3ブロック※2A」は、センサーの改良によって弾道ミサイルを探知する能力が向上するほか、燃料の搭載容量が増えるため、射程が伸び、防護できる範囲が大幅に拡大するとされています。
さて、このニュースの新型ミサイルはどの程度の防衛力があるのでしょうか?
ミサイルの性能がもたらす意義について専門家の分析です。パワフルな新兵器であることがわかります。
新ミサイルの性能が持つ2つの意味
新ミサイル=ブロック2Aの性能は卓越しています。
ブロック2Aが配備されれば、ロフテッド軌道で発射されたムスダンを弾道頂点で迎撃できるようになるので、日本の弾道ミサイル迎撃能力は飛躍的に高くなることが期待されます。